3年生の生活単元学習で「心と体~命の誕生~」の学習に取り組みました。
妊娠・出産に関わる妊婦の心身の健康問題や、妊娠した人やその家族に対して、周囲の人々がどのように関わりを持つことができるのか、そしてその過程での行政サービスや支援活動の利用について学ぶことを目的に学習を進めています。
今回は、妊婦疑似体験セットを使って、妊婦さんの体の変化を体験する学習がありました。
約7㎏の重りを身体に付けて「あおむけに寝て起き上がる」「靴を着脱する」「遠くにある物を取る」などの動作を実際に体験してみると、予想外の動きにくさに、生徒からは「この身体で何ヶ月も生活するのは大変」などと妊婦さんの大変さを実感する感想が多く聞かれました。
今回の学習では、結婚・妊娠・出産がゴールではなく、その後の育児やそれに伴う責任についてもスポットを当てることで、より深く「自分事」として学びを深める姿が見られました。
卒業まであと1ヶ月半。社会人への準備を着々と進めています。
